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アードラー

大辞林 第三版

アードラー【Alfred Adler】
1870~1937) オーストリアの精神分析学者。人間行動の根源を権力への意志あるいは優越への欲求に置き、それが満たされないことに基づく劣等感や補償作用を重視した。

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世界大百科事典 第2版

アードラー【Alfred Adler】
1870‐1937
ウィーン生れの精神科医。1902年にS.フロイトの《夢判断》の書評をしたのが機縁で,フロイトの最初期の弟子の一人となり,高く評価されていた。幼時からくる病や事故に遭ったりして身体障害を経験し,そのため発奮して医師になった。身体器官の劣等性に興味をもち,人間には必ず形態的ないし機能的に劣った部分があることを見いだし,すべての人間に普遍的に劣等感が存在すると考えるようになった。そして,《器官劣等性の研究》(1907)の中で,過去の性的外傷体験を重視するフロイトの説に反対して,目的論的な立場から,自己の器官の劣等性に由来する劣等感と,それを補償しようとする〈権力への意志〉を重視した。

出典:株式会社平凡社
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アードラー【Max Adler】
1873‐1937
オーストリア社会民主党の指導者で社会学者。ウィーン大学で法律を学び,1896年学位取得後,弁護士を開業。1920年,社会学と社会主義理論の分野で教授資格を取得し,ウィーン大学社会学教授。20‐23年,社会民主党代議士。いわゆるオーストリア・マルクス主義の代表的理論家であり,党中央機関誌《闘争》の編集にたずさわった。カント哲学とマルクス主義弁証法にもとづいて,近代的・批判的社会学の確立を追求した。【酒井 晨史】

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アードラー【Viktor Adler】
1852‐1918
オーストリア社会民主党の創設者。医学を学び,当初ドイツ民族派の運動に関心を寄せ,1882年のリンツ綱領の作成に参画した。翌年,イギリス,ドイツへの労働事情視察旅行でベーベルエンゲルスと親交を結び,その影響で社会民主主義者になる。89年初頭,ハインフェルトの党大会で社会主義的傾向のグループを統一してオーストリア社会民主党を創設。同年,党機関紙《アルバイター・ツァイトゥング》を創刊。1905年より下院議員。

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367日誕生日大事典

アードラー
生年月日:1852年6月24日
オーストリアの社会民主主義者
1918年没

出典:日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」
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