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アメリカ反奴隷制協会【アメリカはんどれいせいきょうかい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

アメリカ反奴隷制協会
アメリカはんどれいせいきょうかい
American Anti-Slavery Society
19世紀のアメリカで奴隷制の即時廃止を求めて運動した団体。南北戦争の原因の一つとなったアメリカ,ヨーロッパにおける奴隷制廃止運動主流。 1833年 W.ギャリソンの指導で設立,宗教家,博愛主義者,解放された黒人らを基盤とし,40年には会員 15万~20万を数えた。講演,議会請願,集会などによって一般大衆に宣伝した。 39年奴隷制を支持する連邦憲法を抜本的に攻撃するギャリソンらの急進派と A.タッパンらの穏健派に全国組織が分裂。穏健派はアメリカ・海外反奴隷制協会を結成,説得と政治活動を重視し,40年の自由党誕生の端緒となった。南北戦争後奴隷解放が実現し,70年協会は正式に解散した。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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