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アドニス

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

アドニス
Adonis
アフロディテの愛人としてギリシア神話に取入れられたフェニキアの神。名は「主」を意味するセム語アドンに由来し,シュメールのドゥムジ,メソポタミアのタンムズにあたる。大地女神の愛人として毎年死んでまた春に復活する植物神的青年神と思われる。フェニキアからキプロス島に移住し,パフォスの王となったキニュラスとその娘スミュルナまたはミュルラの父子相姦によって懐妊され,母親が没薬 (もつやく) の木に変えられたあとで,その幹から生れ,アフロディテに育てられてその愛人となった。だが狩猟を愛好したアドニスは,あるとき狩りの最中にいのししに殺され,アフロディテはその死をいたんで,彼の傷から流れた血をアネモネの花に変えたという。

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アドニス
Adonis
[生]1930. カッサビーン
シリア生まれの詩人。本名 `Alī Aḥmad Sa`īd。ダマスカスのシリア大学卒業。1950年頃から詩作を始める。政治性社会性を保ちつつ,詩の純粋性を守り,象徴性を前面に押し出すもので,現代詩として高い評価を受けている。作品集に『ダリラ』Dalīlah(1950),『大地は語った』Qālat al-Arḍ(1952/54),『初期の詩』Qasā`id ūlā(1956),『詩集』Dīwān(1971)などがある。

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デジタル大辞泉

アドニス(Adōnis)
ギリシャ神話で、女神アフロディテに愛された美青年。イノシシの牙(きば)にかかって死んだ彼の血からアネモネの花が生えたという。死後によみがえる植物神として説明される。
[補説]作品名別項。→アドニス

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世界大百科事典 第2版

アドニス【Adōnis】
ギリシア神話の美青年。キプロスの王女ミュラが父親と交わり,没薬(ミュラ)の木と化して生んだ子。その美しさにうたれた女神アフロディテとペルセフォネが彼の争奪戦を演じたため,ゼウスの裁量で,彼は1年の4ヵ月をアフロディテと地上で,4ヵ月をペルセフォネと冥界で,残りは自分の好きなところで過ごすよう定められた。のち狩りの最中に猪に突き殺されたとき,その血潮からアネモネが,彼を悼むアフロディテの涙からバラが生じたという。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

アドニス【Adōnis】
ギリシャ神話に登場する美少年。穀物の死と復活の神。狩りの最中に猪いのししに突き殺され、その血からアネモネが生じたという。アフロディテに愛された。

出典:三省堂
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飲み物がわかる辞典

アドニス【Adonis】

カクテルの一種。ミキシンググラスドライシェリースイートベルモットオレンジビターズを入れステアし、カクテルグラスに注ぐ。ショートドリンク。1884年にブロードウェイで大ヒットした同名ミュージカルにあやかり、人気が出ることを願って名づけられた。食前酒

出典:講談社
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20世紀西洋人名事典

アドニス
Adonis


1930 -
レバノンの詩人。
本名‘ALī Ahmad Sa‘īd。
1957年「詩」の創刊に参加し、さらに’69年には「立場」を創刊する。その後、文芸誌「情況」の編集長となる。妻のハリーダ・サラーフも文芸評論家である。著書に「ダマスカスのミフヤルの歌」「大地は語った」「風の木の葉」など。

出典:日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)
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精選版 日本国語大辞典

アドニス
(Adonis) ギリシア神話で、女神アフロディテに愛された美青年。狩りでイノシシに突き殺された時、その血からアネモネが、女神の涙からバラが生じたという。

出典:精選版 日本国語大辞典
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