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アクション映画【アクションえいが】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

アクション映画
アクションえいが
action film
人物の性格描写や心理描写よりも,外面的な動作 (アクション) を重視し,視覚的で動きの速い描写に力点が置かれている映画。通常,スピード感やスリルが売り物にされる。西部劇連続活劇,ギャング映画などがその典型であるが,広義にはスラップスティック・コメディ slapstickcomedy (攻撃的な激しいアクションを展開し,笑いを誘う喜劇。とりわけサイレント時代のものをいう) まで含まれ,解釈しだいでは,ほとんどの映画作品が該当してしまう。日本では戦争アクションとか,日活アクションという呼称に見られるように,独特の使い方もなされている。

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世界大百科事典 第2版

アクションえいが【アクション映画 action film】
アクション映画の元祖は,西部劇の元祖でもありアメリカ劇映画の出発点でもあるトマス・エジソン製作,エドウィン・S.ポーター監督の《大列車強盗》(1903)というのが通説である。疾走中の列車,強盗,殺人,馬による追跡など,犯罪と死,暴力性とスピード感というアクション映画のもっとも基本的な要素をすべて内包しており(フランスから起こったいわゆる〈連続活劇〉,例えばルイ・フィヤードの《ファントマ》などにも同じことがいえる),その世界的なヒットが映画の原点はアクションそのものであることを証明し,その後の映画の方向の一つを決定し,とくにアメリカ映画の主流を形成することになる。

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