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アクサーコフ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

アクサーコフ
Aksakov, Ivan Sergeevich
[生]1823.10.8. スベルドロフスク近郊
[没]1886.2.8. モスクワ
ロシアの思想家,詩人,社会活動家。作家 S.アクサーコフの子。スラブ主義者 K.アクサーコフの弟。 1838年ペテルブルグの法律学校へ入学,42年卒業と同時に官途についた。 44年,ベッサラビアの分離派教徒の調査を行い,政府を批判した報告書を提出して問題となり逮捕された。 52年,農奴の悲劇的な運命を描いた叙事詩『放浪者』 Brodyagaを発表したため退官,以後二度と官途にはつかず,スラブ派の新聞『ジェーニ』 Den',『モスクワ』 Moskva,『ルーシ』 Rus'や,雑誌『ロシアの対話』 Russkaya besedaなどの編集にあたった。晩年は保守化し,独裁政治の擁護者となった。主著には上記のほか『ウクライナの定期市における商品取引に関する研究』 Issledovanie o torgovle na ukrainskikh yarmarkakh (1858) などがある。

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アクサーコフ
Aksakov, Konstantin Sergeevich
[生]1817.4.10. ウファ近郊アクサーコボ
[没]1860.12.19. ギリシア,ザキンソス島
ロシアの思想家,歴史家,文学者。作家 S.アクサーコフの子。汎スラブ主義者で詩人の I.アクサーコフの兄。モスクワ大学に入学し,N.スタンケビッチのサークルに加入してヘーゲル哲学を学んだ。 1835年大学を卒業してまもなく,A.ホミャコフ,I.キレーエフスキー,Y.サマーリンらスラブ派の思想家たちと親交を結び,その感化を受けて 40年代にはすでにスラブ主義運動の指導的な理論家となった。ヨーロッパに対するロシアの特異性を強調し,ピョートル大帝の改革前の,共同体社会への復帰を説いた。主著『ロシア文学とロシア語の歴史におけるロモノーソフ』 Lomonosov v istorii russkoi literatury i russkogo yazyka,戯曲『1612年におけるモスクワの解放』 Osvobozhdenie Moskvy v 16 12g. (1846) ,『ロシアの国内状態について』O vnutrennem sostoyanii Rossii。

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アクサーコフ
Aksakov, Sergei Timofeevich
[生]1791.10.1. ウファ
[没]1859.5.12. モスクワ
ロシアの作家。古い家柄の貴族の家に生れ,1807年カザン大学を中退,翌年ペテルブルグへ出て法案審議委員会の翻訳官となり,その後モスクワへ転勤,検閲官となった。 33年からコンスタンチーノフ測量専門学校の学監,のち同校の校長となった。勤務のかたわら創作の筆をとり,『魚釣記』 Zapiski ob uzhenii ryby (1847) や『オレンブルグ県の狩猟家の手記』 Zapiski ruzheinogo okhotonika Orenburgskoi gubernii (47) などレジャー案内記的な書を著わした。文名を得たのは晩年の『家族の記録』 Semeinaya khronika (56) とその続編『孫バグロフの幼年時代』 Detskie gody Bagrova-vnuka (58) の2長編で,バグロフ家3代にわたる家族の歴史を平明簡潔な文体で描き,牧歌的にみえる地主生活にひそむ暗黒面と矛盾を,リアルにえぐり出した。スラブ主義者として有名な K.アクサーコフ,I.アクサーコフ兄弟は彼の息子。

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デジタル大辞泉

アクサーコフ(Sergey Timofeevich Aksakov)
[1791~1859]ロシアの小説家貴族の出身。故郷の自然や人々の暮らしを徹底した写実により描いた。作「家族の歴史」「孫バグローフの幼年時代」など。

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世界大百科事典 第2版

アクサーコフ【Sergei Timofeevich Aksakov】
1791‐1859
ロシアの作家。古い地主貴族出身。1808年カザン大学中退後,ペテルブルグやモスクワで,翻訳官,検閲官(1827‐32)などを務めた。30‐40年代には,彼の自由闊達な人柄にひかれ,ゴーゴリポゴージンホミャコーフベリンスキーら,スラブ派や西欧派の文学者がともに,その〈土曜会〉に集まった。中でも,ゴーゴリとの深交は有名で,《わがゴーゴリとの交遊録》(1890)にくわしい。ゴーゴリの勧めで,彼自身も《魚釣りの記》(1847),《オレンブルグ県の狩猟家の手記》(1852)などを綴った。

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大辞林 第三版

アクサーコフ【Sergei Timofeevich Aksakov】
1791~1859) ロシアの小説家。自然描写にすぐれ、一八世紀末の地主貴族の生活を平明な文体で描いた。自伝三部作「家族の記録」「孫バグロフの幼年時代」「回想」が有名。

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精選版 日本国語大辞典

アクサーコフ
(Sjergjej Timofjejevič Aksakov セルゲイ=ティモフエービチ━) ロシアの小説家。作風は写実的で平明。代表作に「家族の記録」「孫パグローフの少年時代」など。(一七九一‐一八五九

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