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やれ【ヤレ】

デジタル大辞泉

やれ[感]
[感]
困難や不安が解消したときに発する語。やれやれ。「やれ、助かった」
喜びを感じたり、意外な幸運を知ったりしたときに発する語。「やれ、うれしや」
呼びかけるとき、注意を引き起こすときに発する語。やあ。おい。「やれ待て」
困難や失敗に気づいたときに発する語。やあ。おや。「やれ、またしくじった」
他人の不幸や不運を知り同情するときに発する語。まあ。やあ。ほんとに。「やれ気の毒な」
(「やれ…だ…だ」などの形で)同類の事柄を二つ取り立てて述べ、同じようなことが頻繁に言われたり行われたりするときにいう語。「やれ敷金だ礼金だと、いろいろ金がかかる」「やれ節句だやれ誕生日だと、お祝いが重なる」
民謡などの囃子詞(はやしことば)。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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やれ[並助]
[並助]《並立助詞「やら」の音変化か。近世初期の語》二つ以上の事柄を並列する意を表す。…とか…とか。
「和泉国には何ともをかしき名字がある。野尻の―、草部の―と」〈咄・醒睡笑・七〉

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大辞林 第三版

やれ
( 感 )
相手に呼び掛けたり注意を促したりする時に発する語。おい。やあ。 「 -打つな蠅が手をすり足をする/八番日記」
ほっとした時、うれしくなった時などに発する語。 「 -、ひと安心」 「 -、うれしや」
あきれたり、困ったりした時に発する語。 「 -、うるさいことだ」
仕事をする時や、歌をうたう時の囃子詞はやしことば。 「それ引け、-引け」

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

やれ
( 並立助 )
〔「やら」の転か。近世語〕
事物を並べあげるのに用いる。やら。 「和泉いずみの国には何ともをかしき名字がある。野尻の-、草部くさべの-と/咄本・醒睡笑」

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精選版 日本国語大辞典

やれ
〘感動〙
① 人を呼ぶ時にいうことば。特に、目下の者を呼ぶ時に用いる。おい。
※平家(13C前)八「木曾牛飼とはえいはで、やれ子牛こでい、やれこうしこでいといひければ」
② 驚いた時、あきれた時などに思わず発することば。
※雑談集(1305)二「ふとわらひたりければ、やれ人にてありけりとて、河になげ入れてけり」
③ 相手に指示して、注意を喚起したり促したりする時に発する。それ。
※史記抄(1477)一七「あけくのはてを見よやれと、後世の人を戒むるそ」
④ ほっとした時に思わず口からでることば。やれやれ。
※浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉一「待に待た卒業も首尾よく済だのでヤレ嬉しやといふ間もなく」
⑤ (「やれ…やれ…」などの形で) 同類の事柄を二つ以上取り立てて述べ、同じようなことが頻繁に言われたり行なわれたりするときにいう語。
※滑稽本・浮世風呂(1809‐13)前「ヤレ芸者の、ソレたいこもちの、ヤ何だはかだはと」
⑥ 歌謡の囃子詞(はやしことば)
※歌謡・閑吟集(1518)「やれ、おもしろや、えん、京には車、やれ、淀に舟、えん、桂の里の鵜飼舟よ」

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やれ
〘終助〙 聞き手への呼びかけ、軽い命令を表わす。…よ。
※虎明本狂言・張蛸(室町末‐近世初)「どじゃうのすしをはうばって、もろはくをのめやれ」

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やれ
〘副助〙 (「やら」の変化した語か) 事物を並列するのに用いる。
※天草本伊曾保(1593)狼と、子を持った女の事「ミヲ corosǒuayare(コロサウワヤレ)、カワヲ ハガウワ ナドト ユウカト」

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