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やせすぎ

日本大百科全書(ニッポニカ)

やせすぎ
やせすぎ
やせとは、体の脂肪組織が異常に減少した状態、ときにはそれに筋肉組織の減少を伴う状態をさすこともあるが、一般には体重が異常に減少した状態をいう。具体的には、実測体重を標準体重と比較してプラスマイナス10%以内を正常範囲、マイナス10%以上の体重減少をやせ、マイナス20%以上の減少を著明なやせ(るいそう=羸痩)とすることが多い。標準体重は年齢、身長、性別によって異なるが、およそ(身長-100)×0.9によって計算できる。やせの原因としては、まず食物摂取量の不足に基づく場合として、心配事やうつ病による食欲低下、神経性食欲不振症、消化器癌(がん)などの悪性腫瘍(しゅよう)、肝疾患、膵(すい)疾患などがある。次に腸管からの栄養吸収障害に基づく場合として、吸収不良症候群、炎症性腸疾患などがある。さらに、エネルギー代謝の増加や利用障害に基づく場合として、慢性感染症、悪性腫瘍、下垂体機能低下症、アジソン病、甲状腺(せん)機能亢進(こうしん)症、糖尿病などがある。治療としては、原疾患の治療が基本であるが、著しいやせには、対症的に経鼻腔(びくう)栄養(チューブ栄養)や非経口的な完全静脈栄養(IVH)が行われる。[中川哲也]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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