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やいの【ヤイノ】

デジタル大辞泉

や‐いの
[連語]《間投助詞「や」+終助詞「いの」。近世上方の女性語》文末にあって、訴えかけたり強く言いかけたりする意を表す。
「わしもいっしょに死ぬるぞ―」〈浄・曽根崎

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大辞林 第三版

やいの
( 連語 )
〔助動詞「やる」の命令形「やれ」の転である「やい」に終助詞「の」が付いたもの。近世上方語〕
軽い敬意をこめて命令する意を表す。 「ちと目を明いて気に張りを持ち-/浄瑠璃・天の網島

出典:三省堂
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やいの
( 連語 )
〔間投助詞「や」に終助詞「い」、終助詞「の」の付いたもの。近世上方の女性語〕
文末にあって、聞き手に対して強く言いかけるのに用いる。 「どうで徳様いつしよに死ぬる。わしもいつしよに死ぬるぞ-/浄瑠璃・曽根崎心中」

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精選版 日本国語大辞典

やい‐の
(助動詞「やる」の命令形「やれ」の変化した「やい」に、終助詞「の」が付いたもの) 軽い敬意のある命令を表わす。
※浄瑠璃・心中二枚絵草紙(1706頃)下「早う連れて戻りやいの」

出典:精選版 日本国語大辞典
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や‐いの
(間投助詞「や」と終助詞「い」「の」とが重なったもの)
① 文末にあって聞き手に働きかける。主として女性が用いる。→やい
※咄本・軽口大わらひ(1680)五「それでさうしを、くさざうしといふぞやいのと仰られた」
② 人を表わす体言を受け、呼びかけたりする時に用いる。→やい
※浄瑠璃・今宮心中(1711頃)中「『おさき殿やいの。おきさどのう』『ヲヲかしましい』」

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