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もが【モガ】

デジタル大辞泉

もが[終助]
[終助]《係助詞「も」に終助詞「か」の付いた「もか」の音変化。上代語》名詞、形容詞および助動詞「なり」の連用形、副詞、助詞に付く。上の事柄の存在・実現を願う意を表す。…があればいいなあ。…であってほしいなあ。
「住吉(すみのえ)の岸に家―沖に辺に寄する白波見つつしのはむ」〈・一一五〇〉
[補説]上代は「もがも」の形で多く用いられ、中古以後は「もがな」に代わった。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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大辞林 第三版

もが
( 終助 )
〔係助詞「も」に終助詞「か」の付いたものから〕
文末にあって、体言・副詞・形容詞および助動詞「なり」の連用形、一部の助詞などに付く。強く望み願う意を表す。 「都辺みやこへに行かむ船-刈り薦こもの乱れて思ふこと告げ遣らむ/万葉集 3640」 「伊勢の海の沖つ白波花に-包みて妹いもが家づとにせむ/万葉集 306」 「心がへするものに-片恋は苦しきものと人に知らせむ/古今 恋一」 〔上代においても「もがも」の形をとることが多く、中古以降は「もがな」の形が一般的になる〕 → もがも(終助)もがな(終助)

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

も‐が
〘終助〙 (係助詞「も」に終助詞」の付いたもの) 文末において、体言副詞形容詞および助動詞「なり」の連用形副助詞「さへ」などを受けて、願望を表わす。
古事記(712)中・歌謡「か母賀(モガ)と わが見し子ら」
源氏(1001‐14頃)賢木「それもがと今朝開けたる初花に劣らぬ君が匂ひをぞ見る」
[語誌]上代にも「もが」単独の形は「もがも」に比して少なく、中古以後は「もがな」の形が圧倒的になる。ただし、後世にも源実朝橘曙覧など万葉調歌人の歌にはしばしば用いられる。

出典:精選版 日本国語大辞典
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