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べたべた【ベタベタ】

デジタル大辞泉

べた‐べた
[副](スル)
物が粘りつくさま。「汗でシャツがべたべた(と)くっつく」
機嫌をとったり、甘えてまといついたりするさま。「人前で男女がべたべた(と)する」
一面に塗りつけるさま。「おしろいをべたべた(と)塗る」
物を一面にはりつけるさま。「膏薬(こうやく)をべたべた(と)はる」
印などをやたらと押すさま。「朱印をべたべた(と)押す」
一面に書くさま。「壁にスローガンをべたべた(と)書く」
[形動]に同じ。「汗で体中べたべたになる」
[アクセント]タベタ、はベタベタ

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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大辞林 第三版

べたべた
[1] スル
ねばりつくさま。 汗でからだが-する
愛情を濃厚に示すさま。男女がべたつくさま。 -(と)孫を甘やかす 人前で-(と)くっつきあう
ねばっこい液汁を厚く塗るさま。 おしろいを-(と)塗りたくる
一面に紙をはりつけたりするさま。また、やたらに判を押したりするさま。 壁に-(と)広告をはりつける 書類に判を-(と)押す
[0] 形動
ねばりつくさま。 手が-になる
[4][0]
ねばりつく物。ねばるもの。 手の-がとれない
べたべたの餅かちんの略。女房詞 小豆餡あずきあんをつけたもち。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

べた‐べた
[1] 〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① 物のくっつくさま、ねばりつくさまを表わす語。
※詞葉新雅(1792)「べたべたとふる。はだれふる雪霜ニヨメリ又すだれとも」
② 必要以上にまといつくさまを表わす語。甘えるさま、男女が人前でからみついて離れないさまなど。
※評判記・満散利久佐(1656)竹山「やはらかに。べたべたとしたるは、先師高天(たかま)が風に、もとづくとみえたり」
③ 絵の具、ペンキなど粘液状のものを濃く塗りつけるさまを表わす語。厚化粧のさまにもいう。
※滑稽本・浮世風呂(1809‐13)三「あんまりべたべたと化粧したのも、助兵衛らしく」
④ いたるところに物をはったりつけたりするさまを表わす語。
※恋慕ながし(1898)〈小栗風葉〉二六「首の周囲(まはり)に斑々(ベタベタ)と膏薬を貼着けて」
⑤ やたらに印判、スタンプなどを押すさまを表わす語。
※花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉下「無智の人民がベタベタ印形を押した献言書などは」
⑥ 平たいものが当たる音を表わす語。
※日本橋(1914)〈泉鏡花〉六七「小僧はべたべたと土間を這ふ」
⑦ =へたへた(一)
※女工哀史(1925)〈細井和喜蔵〉七「再び布団の上にベタベタと崩れる様に倒れてしまった」
[2] 〘形動〙 (一)に同じ。
※社会百面相(1902)〈内田魯庵〉犬物語「忽ち疲れて、ベタベタに閉口して了う」
[3] 〘名〙 「べたべたの餠(かちん)」の略。
※御湯殿上日記‐天正一七年(1589)一二月一五日「あわ、へたへたにて一こんまいる」

出典:精選版 日本国語大辞典
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