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はや【ハヤ】

デジタル大辞泉

はや[感]
[感]あきれたり、とまどったり、驚いたりしたときに発する語。「なんともはや、あきれた人だ」「いやはや、まったく困った」

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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は‐や[連語]
[連語]《係助詞「は」+係助詞「や」》
疑問の意に感動を添えた意を表す。…かなあ。
「島伝(しまづた)ふ足速(あばや)の小舟(をぶね)風守り年―経なむ逢ふとはなしに」〈・一四〇〇〉
(文末にあって)感動・詠嘆を表す。…よ。
「御真木入日子(みまきいりびこ)―己が命(を)を盗み死せむと」〈・中・歌謡
「けしうはあらじ―」〈・葵〉
[補説]「や」を間投助詞とする説もある。2は上代では名詞だけに付き、中古では連体形に付く。

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大辞林 第三版

はや
( 感 )
驚いたり、あきれたり、困惑したりしたときに発する語。 「なんとも、-、驚きました」 「いや、-、まったくあきれたものだ」 「へええ、それは-、ふらち千万な奴でござります/滑稽本・八笑人」

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

はや
( 連語 )
〔係助詞「は」に係助詞「や」の付いたもの〕 文中の種々の語に付いて、疑問の意を表す。…は…であろうか。 「近江の海波恐かしこみと風守り年-経なむ漕ぐとはなしに/万葉集 1390
〔係助詞「は」に間投助詞「や」の付いたもの〕
文中の種々の語に付いて、詠嘆の意を表す。…はまあ。 「木の間よもい行き目守まもらひ戦へば吾-飢ぬ/古事記
文末に用いられ、詠嘆の意を表す。…はまあ。…よなあ。 「ほのかなりし月影の見劣りせずば、まほならむ-/源氏 橋姫

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精選版 日本国語大辞典

はや
〘感動〙 あきれたり、戸惑ったり、恐縮したり、強く感じ入ったりして発することば。いやはや
滑稽本浮世風呂(1809‐13)二「コレ、此はや。おれが先へ来たものを」
※落・初夢(1892)〈三代目三遊亭円遊〉「どうもハヤ感心しないやうな訳で」

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は‐や
(係助詞「は」と間投助詞「や」の重なったもの)
① 文中の連用語を受け詠嘆を表わす。→補注(1)。
古事記(712)中・歌謡「木の間よも い行き目守らひ 戦へば 我波夜(ハヤ)飢ぬ」
万葉(8C後)七・一三九〇「近江の海波恐(かしこ)みと風守り年者也(はヤ)経なむ漕ぐとはなしに」
② 文末に用いられ詠嘆を表わす。→補注(2)(3)。
※古事記(712)中・歌謡「をとめの床の辺に我が置きしつるきの太刀その太刀波夜(ハヤ)
※平中(965頃)三六「あはれ、さ言へる人のありしはや」
[補注](1)①の挙例「万葉」の「や」を疑問の係助詞とする考え方もある。
(2)文末用法の「は」「や」をともに終助詞とする説もある。
(3)上代における②の用法は体言を受けるもの(すなわち喚体の句)だけで、終止した文を受けるもの(すなわち述体の句)は平安時代になって現われる。

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