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にては【にては】

大辞林 第三版

にては
( 連語 )
〔格助詞「にて」に係助詞「は」の付いたもの〕
格助詞「にて」で示されるものを取り出して強く言い表す。…では。…においては。 「尊者の前-さらずともと覚えしなり/徒然 232

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

にては
( 連語 )
〔断定の助動詞「なり」の連用形「に」に、接続助詞「て」、係助詞「は」の付いたもの〕
(補助動詞の「あり」「なし」などを伴って)…では(ある、ない)。 「さるべきをりふしに、物聞こえあはする人-あらむ/源氏 」 「汝はまことの病-なかりけり/著聞 15
…であっては。…としては。…にしては。 「幼きわらはの言こと-、につかはし/土左」 「それだに人のうへ-罪深うゆゆしきを/源氏

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精選版 日本国語大辞典

にて‐は
[1] (格助詞「にて」に係助詞「は」の付いたもの) …では。…においては。
※徒然草(1331頃)二三二「尊者の前にてはさらずともと覚えしなり」
[2] (断定の助動詞「なり」の連用形に、接続助詞「て」、係助詞「は」の付いたもの)
① (「あり」「なし」などを伴って) …では。
源氏(1001‐14頃)葵「さるべきをりふしに、物聞えあはする人にてはあらむ」
② …としては。…にしては。
土左(935頃)承平五年一月二二日「幼きわらはの言(こと)にては、につかはし」

出典:精選版 日本国語大辞典
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