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とや【トヤ】

デジタル大辞泉

と‐や
[連語]《格助詞「」+係助詞」》
文中用法。「と」の受ける内容に対する疑問を表す。…と…か。
「白たへの藤江の浦にいざりする海人(あま)―見らむ旅行く我を」〈・三六〇七〉
文末用法。
㋐伝聞、あるいは不確かな断定を表す。…とかいうことだ。
「まだいと若うて、后(きさき)のただ(=臣下ノ身分)におはしける時―」〈伊勢・六〉
㋑相手に問いかけ、または問い返す意を表す。…というのか。
「なに母が首を打て―」〈伎・阿波のなると〉

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
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大辞林 第三版

とや
( 連語 )
〔格助詞「と」に係助詞「や」の付いたもの〕
「と」によって示される事柄に対する疑問の意を表す。…というのか。…というのであろうか。 「春霞たなびく山のさくら花うつろはむ-色かはり行く/古今 春下
文末に用いて、と同じ意を表す。 「帰り去りにけりとなむ語り伝へたる-/今昔 1
文末に用いて、問い返しの意を表す。…というのだな。近世の用法。 「奥様には三味線をなされます-/歌舞伎・好色伝授」
[句項目]

出典:三省堂
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