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とう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

とう
tao
膜鳴楽器。中国の振鳴らす太鼓。小型の太鼓の胴に差込んで柄を回転すると,取付けられた糸の先の小さい玉が皮面に当ってぱらぱらと音をたてる。周代から史料にみえ,漢代には雅楽に用いられた。朝鮮でも雅楽器として用いられ,日本に伝わり,雅楽に使われた (奚婁鼓〈けいろうこ〉と併用する) 。後世子供の玩具 (でんでん太鼓) となった。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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大辞林 第三版

とう
( 動上二 )
うねり動く。 「昼は雲-・ゐ夕されば風吹かむ/古事記

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

とう
( 連語 )
「といふ」の転。 「これやこの名に負ふ鳴門の渦潮に玉藻苅る-・ふ海人娘子あまおとめども/万葉集 3638

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日本大百科全書(ニッポニカ)

とう
とう / 薹
花期が近づいたときに急速に伸びて直立し、花または花序をつける茎をいう。やや通俗的な語で、植物学用語の花茎にほぼ相当し、野菜などの有用植物に対して用いられることが多い。生育初期の栄養成長期には節間があまり伸びずに多数の葉が地際に密生してロゼットとなっているが、生殖成長期になると、茎は地際の葉(根出葉という)よりも小さくて簡単な形の葉だけをつけるか、または普通葉をつけないで高く伸びるような場合、この現象を「とうが立つ」とか「抽薹(ちゅうだい)する」という。アブラナ科、アカザ科、セリ科などに多くの例があり、とくに越年性長日植物において豊富である。フキの場合、地下茎から普通葉とは別に出る多数の頭状花序と鱗片葉(りんぺんよう)をつけた花茎を「ふきのとう」とよぶが、これは根出葉をもたない。[福田泰二]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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