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てや【テヤ】

デジタル大辞泉

て‐や
[連語]
《接続助詞「て」+間投助詞「や」。近世語》他に対する願望を表す。…ておくれ。…てよ。
「駕籠(かご)の衆早う連れまし―」〈浄・博多小女郎
《終助詞「て」+間投助詞「や」。近世語》軽く念を押す意を表す。…よ。…ね。
「このやうなことで普請がなけりゃ、こちとが中間(なかま)も立たぬ―」〈浄・兜軍記

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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大辞林 第三版

てや
( 連語 )
〔接続助詞「て」に係助詞「や」が付いたもの〕 疑問または反語の意を表す。…て…ようか。 「今はとてきみがかれなば我がやどの花をばひとりみ-しのばむ/古今 恋五
〔接続助詞「て」に間投助詞「や」が付いたもの。近世語〕 依頼の気持ちを表す。…してください。 「駕籠かごの衆早う連れまし-/浄瑠璃・博多小女郎
〔終助詞「て」に間投助詞「や」の付いたもの。近世中期以降の語〕 親しみの気持ちをこめて軽い感動の意を表す。 「そりやさうありさうなものぢや-/歌舞伎・三十石」 「おお-。あのこの縞でや/浄瑠璃・忠臣蔵」

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

て‐や
[一] (引用を表わす格助詞「て」に間投助詞「や」の付いたもの) …とよ。
※狂言記・悪坊(1660)「はて。はなしやれてや」
[二] (接続助詞「て」に間投助詞「や」の付いたもの) …ておくれよ。
浄瑠璃・生玉心中(1715か)上「なう駕籠の衆、まづ待ってや」
[三] (終助詞「て」に間投助詞「や」の付いたもの) 親しみの気持をこめ、軽い感動を表わす。また、軽く念を押す。…よ。…ね。
※歌舞伎・幼稚子敵討(1753)六「殊外御寵愛じゃてや」

出典:精選版 日本国語大辞典
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