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てけり【テケリ】

デジタル大辞泉

て◦けり
[連語]《完了の助動詞「つ」の連用形+過去の助動詞「けり」》…てしまった。…てしまったのだった。→てんげり
「猿沢の池に身を投げ―◦けり」〈大和・一五〇〉

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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大辞林 第三版

てけり
( 連語 )
〔完了の助動詞「つ」の連用形「て」に過去の助動詞「けり」の付いたもの〕
過去に動作・作用の完了していることを表す。…た。…てしまった。…たことであった。 「まつ人も来ぬものゆゑに鶯の鳴きつる花を折り-・けるかな/古今 春下」 「親王みこおほとのごもらであかし給う-・けり/伊勢 83」 〔中世以降、「てんげり」と発音されることが多い〕 → てんげり

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

て‐・けり
(完了の助動詞「つ」の連用形「て」に過去の助動詞「けり」の付いたもの) 過去に、動作・作用の完了していることを表わす。…した。…してしまった。…しておいてある。中世以後は物語中に「てんげり」と発音されることが多い。→てんげり
※万葉(8C後)二〇・四四八一「あしひきの八峰(やつを)の椿つらつらに見とも飽かめや植ゑ弖家流(テケル)君」
※古今(905‐914)春下・一〇〇「まつ人も来ぬものゆゑに鶯のなきつる花を折りてける哉〈よみ人しらず〉」

出典:精選版 日本国語大辞典
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