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てえり【テエリ】

デジタル大辞泉

てえ◦り〔てへり〕
[連語]《「とい(言)う」に完了の助動詞「り」の付いた「といえり」の音変化。主に古文書や漢文訓読系の文などで「者」を訓読するときに用いられる》上の文を引用し強調する意を表す。…ということだ。→てえてえれば
「是れ秀郷が古き計の厳めしき所なり―◦り」〈将門記

出典:小学館
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大辞林 第三版

てえり
( 連語 )
〔「と言へり」の転。文末の「者」の字を訓読したもの。詔勅・上奏文・日記・記録などでの用語〕
…というわけである。…ということである。 「是れ秀郷が古き計の厳き所なり-/将門記」 「汝在世の時に誓ひ願ひし所の金光明経一部の助けなり-/将門記」

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

てえ‐・り てへ‥
連語〙 (「と言えり」の変化した語) 詔勅・上奏文・記録文・日記などで、文末に用いた「者」の字を訓読した語。…というわけである。…という次第である。ていり。→てえれば
※将門記承徳三年点(1099)「是れ秀郷か古き計の厳なる所なり者(てへリ)
[語誌](1)「といふ」が「てふ」となったのと同じように、「といへり」の「とい」も広母音のオと狭母音のイの間のエ段の音になって「てへり」となった。
(2)「者」は、中国の六朝から唐にかけて官符の通行文で引用句の終結を示すために用いられたが、日本でもこれにならい、詔勅、上奏文などにとり入れられ、後には日記・記録などの古文書で広く用いられた。

出典:精選版 日本国語大辞典
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