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ずんど【ズンド】

デジタル大辞泉

ずん‐ど
[副]《日葡辞書では「づんど」と表記》
動作を勢いよくすばやくするさま。さっと。
「肩を―躍り越えてぞ戦ひける」〈平家・四〉
程度の差がいちじるしいさま。ずっと。
「是等は―上代の事にして」〈洒・跖婦人伝〉
(下に打消しの語を伴って)まったく。少しも。
「取り上げばばあとも見えず、―よめぬ婆だわえ」〈伎・助六

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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大辞林 第三版

ずんど
( 副 )
思い切りよく事を行うさま。勢いよく行うさま。 「肩を-躍り越えてぞ戦ひける/平家 4」 「長刀の柄-切りてぞ落とされける/義経記 2
程度のはなはだしいさま。非常に。 「あの忠治と幸治郎めは-能く気に入つているから/洒落本・南閨雑話」
(下に打ち消しの語を伴って)決して。少しも。 「 -痛みもござらぬ/滑稽本・浮世風呂 」 → ずんと

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

ずん‐ど
〘副〙 (「づんど」とも表記した)
① 動作を勢いよく突然にするさま、滞りなく力強く行なわれるさまなどを表わす語。すっくと。さっと。
※平家(13C前)四「肩をつんとをどりこえてぞたたかひける」
浄瑠璃・夏祭浪花鑑(1745)二「父は始終黙然としてゐたりしが、ずんど立て礒之丞を白洲へはったと蹴落し」
② 程度、時間、距離などの隔たってはなはだしいさまを表わす語。きわだって。非常に。大そう。全く。
※土井本周易抄(1477)一「つんどさきへ進まうどすれども」
※浄瑠璃・鑓の権三重帷子(1717)下「ずんど早ふ出る船があらば乗たいと」
③ (下に打消の語を伴って) 全く。決して。すこしも。さっぱり。
※足利本論語抄(16C)憲問第一四「づんどのかれまい処では命を棄る也」
※本然気質性講説(17C後)「人参は人参、白朮は白朮、それぞれが性をばずんど交へずおる也」

出典:精選版 日本国語大辞典
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