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したり【シタリ】

デジタル大辞泉

し‐たり
[感]《動詞「す」の連用形+完了の助動詞「たり」から》
期待どおりに物事が行われたとき、成功したときなどにいう語。うまくやった。得たり。してやったり。「したりとばかりやりこめる」
失敗したり驚いたりしたときにいう語。しまった。やりそこなった。「これはしたり、計られたか」

出典:小学館
監修:松村明
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大辞林 第三版

したり
( 感 )
〔動詞「す」の連用形に、助動詞「たり」の付いた語〕
事がうまく運んだ時に発する語。 「馬ワ逃ゲノビ、ヤア-ヤトアザケッテイッタ/天草本伊曽保」 「 -、-、むむ、よう訳をおつしやつた/浄瑠璃・忠臣蔵」
失敗した時に発する語。 「ああ、- -恨めしや/狂言・枕物狂」
驚いた時などに発する語。 「 -百度参りとはきつい凝りやう/浄瑠璃・新版歌祭文」 → これはしたり

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

し‐たり
〘感動〙 (動詞「する」の連用形に助動詞「たり」の付いてできた)
① うまく事が運んだ時、また、思い通りになった時などに発する語。うまくやった。あっぱれ。してやったり。しすましたり。
※連理秘抄(1349)「是を人々案じてしたりと思ふとも」
※浮世草子・好色一代女(1686)四「南脇にて六七間口の家屋敷を求めけるに、したりしたり、寛濶(かんかつ)者目と、人皆うち詠めける」
② 失敗した時に発する語。上に「これは」が付くことが多い。しまった。しなしたり。
※虎明本狂言・枕物狂(室町末‐近世初)「ああ、したりしたり。うらめしやとくにも出させ給ひたらば、かやうにおいの恥をばさらさじものを」
浄瑠璃・伊賀越道中双六(1783)六「コレハしたり大事の用をとんと忘れた」
③ 意外に思ったり、驚いたりなどした時に発する語。これは驚いた。これはまあ。
※浄瑠璃・源平布引滝(1749)一「『申桜木様。いつとてもお早い御出仕御苦労に存ます』『是はしたり若草様。御苦労とは勿躰ない』」

出典:精選版 日本国語大辞典
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