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こと

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

こと
広義には弦楽器の総称。狭義には,東アジアの琴,類 (ロング・ツィター属。細長い胴面に水平に弦を張った楽器) をさし,最も狭い味では,日本の俗箏 (生田流,山田流などで用いる箏) をさしていう。広義の「こと」は,琴・箏類のほかに琵琶 (リュート属) や箜篌 (くご。ハープ属) も含め,古くはこれらを区別するために「琴 (きん) のこと」「箏 (そう) のこと」「琵琶のこと」「百済琴」 (箜篌) などと呼んだ。また日本では「箏」の代用として「琴」の字を用いるが,「琴」は元来中国の七弦琴をさすものであるから,楽器の区別上,「箏」と「琴」は区別すべきである。代表的な琴・箏類の楽器には,中国の琴,箏 (13弦,16弦) ,瑟 (しつ) ,朝鮮の玄琴,伽 倻 (かや) 琴,大箏,牙箏,日本の和琴 (わごん) ,楽箏,俗箏,一弦琴 (須磨琴) ,二弦琴 (八雲琴) ,大正琴,十七弦箏など,そのほか,同系の楽器にベトナムのダン・トラン (十六弦箏) ,ジャワのカチャッピ,タイやビルマ (現ミャンマー) の鰐琴などがある。

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デジタル大辞泉

こと[副]
[副]未然形に「ば」のついた仮定条件を表す句を導き、どうせ(…なら)、同じ(…なら)、の意を表す。
「―放(さ)けば沖ゆ放けなむ湊より辺(へ)付かふ時に放くべきものか」〈・一四〇二〉
[補説]助動詞「ごとし」は、この「こと」に形容詞を作る接尾語「し」のついた「ことし」が濁音化したもの。

出典:小学館
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こと[終助]
[終助]《形式名詞「こと」から》活用語の連体形に付く。ただし、形容動詞・助動詞「だ」には終止形にも付く。
感動を表す。「まあ、きれいに咲いたこと」「大変な人出だこと
質問の意を表す。「お変わりありませんこと」「これでいいこと
同意を求めたり、勧誘したりする意を表す。「皆さんもそうお思いにならないこと」「そろそろいらっしゃいませんこと
(「ことよ」の形で)婉曲(えんきょく)な断定を表す。「気を遣わなくてもいいことよ」「学生らしくないことよ」
命令・注意の意を表す。「明日までに用意すること」「大声を出さないこと
[補説]文を止めて感動を表す用法が終助詞化してできたもの。5を除いては、主に女性の会話に用いられる。

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大辞林 第三版

こと
( 副 )
〔助動詞「ごとし」の「ごと」と同源〕
多く、下に仮定表現を伴って同じ事が起こるにしても別の起こり方もあろうに、という心持ちを表す。同じ(…するなら)。どうせ(…するなら)。 「 -降らば袖さへ濡れて通るべく降らなむ雪の空に消につつ/万葉集 2317

出典:三省堂
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こと
( 終助 ) 〔形式名詞「こと」から出たもの〕
(活用語の終止形に接続する)
断定を表す語に付いて、それをやや柔らげて表現する。「ことよ」の形で使われる。 「女の子をぶったりして、男らしくない-よ」
軽い感動の意を表す。「ね」を伴うことが多い。 「あら、きれいに咲いた-」 「まあ、立派だ-ねえ」
軽い問いかけを表す。 「みなさんお変わりない-」
同意を求める気持ちを表す。 「山に行くなんて、すてきじゃない-」
やや柔らげた形での勧誘を表す。 「みんなで後援会でも作りません-」
(かなり厳しく、また固い口調で)命令の意を表す。 「講堂では、タバコを吸わない-」 「朝八時に出勤する-」
(活用語の連体形に接続する。なお形式名詞としての性格を保っていることが多い)余情をもった感動を表す。 「高名仕つかまつらんとするを、抜ける太刀空しくなし給ひつる-、と怒りて/徒然 88」 〔この助詞は、現代語では主として女性語として用いられる(
がそれである)。しかし、
のように、男性に用いられることもある〕

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日本大百科全書(ニッポニカ)

こと
こと / 琴・箏
古くは弦楽器の総称。「あづまごと・やまとごと」(和琴(わごん))、「きんのこと」(琴(きん))、「そうのこと」(箏(そう))、「びはのこと」(琵琶(びわ))、「くだらごと」(箜篌(くご))、「しらぎごと」(新羅琴)などのように、まったくタイプの異なる弦楽器各種をすべて「こと」とよんだ。近世でも藤井高尚(たかなお)の『弾物(ひきもの)のさだめ』(1808以後刊)に「さみせんのこと」(三味線(しゃみせん))、「こきうのこと」(胡弓(こきゅう))、「ひとつをのこと」(一絃琴(いちげんきん))と使用している。しかし、江戸時代以来、箏の別名を「琴(こと)」といい、また現在の常用漢字に箏の字がないので、琴の字をあてて箏の意に使用している。そのため、ことばのうえで琴と箏は紛らわしいが、楽器学的には異なる。両者の基本的相違は、箏は可動の柱(じ)(ブリッジ)を胴面に立てて調弦するのに対し、琴(きん)は柱を用いない点にある。近年、研究者の間では「箏」の字をあててコトと読むことが提唱されている。[平山けい子]

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事典 日本の大学ブランド商品

こと
キャラクター(大学)]
奈良大学(奈良県奈良市)の大学ブランド。
大学のオリジナルキャラクター。ピンクの鹿が、校章のかたちをした琴を弾いているデザイン。奈良大学広報案内のページに拠れば、キャラクターグッズとして「ステッカー・メモ帳・タックメモ・ノート・携帯クリーナーなど」があるという。
(注)記載内容は事典編集当時(2010年2月)のものです。内容・価格等はその後に変更になった場合もあります。

出典:日外アソシエーツ「事典 日本の大学ブランド商品」
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