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げす【ゲス】

デジタル大辞泉

げす[助動]
[助動][げせ|げし|げす|げす|○|○]
(助詞「で」に付いて)…です。…でございます。
「沖づりには竿は用いません。糸だけでげす」〈漱石坊っちゃん
…ました。
「扡(もぎ)りとられてげすから、其処(そけ)えらに転(まろば)り落ちてはをりやせんか」〈滑・七偏人・四〉
[補説]「げす」には、「げえす」「げんず」という形も見られ、「ございます」のなどといわれる。江戸末期の江戸の商人職人、明治初期の東京の職人や通人などの間で用いられた。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
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大辞林 第三版

げす
( 助動 ) ( げせ ・げし ・げす ・げす ・○ ・○ )
〔「ございます」の転か〕
動詞の連用形+「て」、形容詞連用形、指定の助動詞「で」などに付く。「ある」の意で用いられる。「てげす」の形では助動詞「た」に、「でげす」の形では助動詞「です」の意に相当する。げえす。げんす。 「空蟬の殻風呂敷に成つてでげすから/滑稽本・七偏人」 「もし旦那、…うるさうげすね/人情本・春色江戸紫」 〔近世末期から明治初期にかけて、江戸および東京で、主として芸人・職人などの間で用いられた〕

出典:三省堂
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