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かい【カイ】

デジタル大辞泉

か‐い[終助]
[終助]《終助詞「か」+終助詞「い」から》文末にくる種々の語に付く。
(親しみをもって)疑問・反問・確かめの意を表す。「おや、雷かい」「そんなことでいいのかい
反語の意を表す。「そんなに簡単にできるもんかい
強く相手を促す意を表す。「つべこべ言わずいますぐ返事をしてくれんかい

出典:小学館
監修:松村明
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編集協力:田中牧郎、曽根脩
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大辞林 第三版

かい
( 終助 )
〔終助詞「か」に終助詞「い」が付いてできたもの〕
文末に付いて、質問・反問の意を強める。か。 「入ってもいいです-」 「そんなことあるもん-」 〔近世以降、話し言葉に用いられた語〕

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

かい かひ【貝・介カイ
〘名〙
① 体に石灰質の殻を持つ軟体動物の俗称で、その殻もいう。巻き貝、二枚貝、角貝などを含む。学問的には殻を持たないイカ、タコ、ナメクジなどを含めた軟体動物全体をさす。また、軟体動物以外でもホオズキガイやフジツボなどのような石灰質の殻を持つものを含めていうこともある。現在までに知られている軟体動物は世界で約八万種あり、日本には約七〇〇〇種産する。陸、淡水、海水にすむが、海産が最も多く、特に熱帯地方に多い。水産物として重要なものが数十種をこえる。
※万葉(8C後)一五・三七〇九「家づとに可比(カヒ)を拾(ひり)ふと沖辺より寄せ来る波に衣手濡れぬ」
② ほら貝。時刻を知らせたり、武士たちの進退の号令や、いろいろの合図などに吹き鳴らして用いたもの。また、僧侶や山伏なども、特別の用法で、吹き鳴らすことが多かった。
※枕(10C終)一二〇「つれづれなるに、かたはらにかひをにはかに吹き出でたるこそ、いみじうおどろかるれ」
③ 貝で作ったさかずき。
※幸若・鎌田(室町末‐近世初)「張台へつつといりかいを一つ取出し、〈略〉ただうちとけておあそびあれ」
④ (「かいこう(貝香)」の略) ある種の巻き貝のふたの一部を粉にして、練り香の材料としたもの。
※後伏見院宸翰薫物方(1336頃)「凡貝はくさしといへども、是をくはへずは、其かものにそまざるなり」
⑤ 「かいあわせ(貝合)」の略。
※実隆公記‐文明八年(1476)三月一二日「今日於御前御貝
⑥ 青貝。螺鈿(らでん)
※名語記(1275)四「甲虫をかいとなつく如何。かいは螺也。貝也。からいりの反、柄入也」
⑦ 紋所の名。冑貝、違貝(ちがいがい)などの種類がある。
⑧ (形が似ているところから) 女性の性器をいう。
※浄瑠璃・日蓮聖人御法海(1751)四「惣体女(おなご)はかいを所持してゐるによって」
⑨ (接尾語のように用いて)
(イ) 貝殻入りの膏薬などを数えることば。
※蔭凉軒日録‐長享二年(1488)一一月八日「白小袖一領・蘇合円一貝・龍虎丹一貝・贈後板寮
(ロ) (薫き物を二枚貝に入れて贈答したところから) 薫き物を数えることば。
※御湯殿上日記‐文明一二年(1480)二月八日「きう上らふよりたき物三かい二まいる」

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かい かひ【匙・匕・
〘名〙 (古く貝殻を用いていたところからという)
① 食物をすくうもの。さじ。しゃくし。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕
※枕(10C終)二〇一「御膳まゐるほどにや、箸、かひなど、とりまぜて鳴りたる、をかし」
② (①に「木刀」の字をあてたところから) 木刀、刀のことをいうか。
※今昔(1120頃か)二六「此武者なる者、合聟が髻(もとどり)を取て打臥(うちふせ)て、前に差たる一(ひと)(かひ)を抜むとするに」

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かい
〘名〙 (おけ)
物類称呼(1775)四「桶 をけ〈略〉豊州及肥前佐賀にて、かいといふ」

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かい
〘名〙 (戒具の「戒」か、あるいは、同型の二個がつながっていることから「貝」を連想したものか) 手錠をいう、盗人仲間の隠語。〔隠語輯覧(1915)〕
※いやな感じ(1960‐63)〈高見順〉二「カイ(手錠)をはめられて、俺は自動車に乗せられた」

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かい
〘副〙 体言、動詞にかかって、時間、距離の短いさま、労力の少ないさまなどを表わす。つい。ちょっと。
浮世草子・新色五巻書(1698)二「山二つ三つ越ての恋はあんまり腹も立まい。今日の首尾程よい事なし。かいつい物言ふ内に埒明くる事よ」

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か‐い
〘終助〙 (疑問の助詞「か」に感動の終助詞「い」の付いた語)
① (多く親しみの気持をこめて) 疑って相手に尋ねたり、確かめたりする気持を表わす。
※洒落本・郭中奇譚(1769)掃臭夜話「わりゃ銭があるかイ」
② 反語を表わす。
※金色夜叉(1897‐98)〈尾崎紅葉〉前「見棄てないものが嫁に帰(ゆ)くかい」
③ 強く相手を促す意を表わす。
滑稽本・浮世床(1813‐23)初「庄兵衛どん一寸(ちょと)橋詰まで出てもらをかいトいふとの」

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