Rakuten infoseek

辞書

いざ【イザ】

デジタル大辞泉

いざ[名]
いざこざ」の略。
「少しやそっとの―があろうとも縁切れになって溜る物か」〈一葉にごりえ

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

いざ[感]
[感]相手を誘って一緒に事を始めるときや思いきって行動しようとするときに発する語。さあ。どれ。「いざ、出かけよう」

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版

いざ
( 感 )
人を誘ったり、張り切って事を始めようとする時に発する語。さあ。どれ。 「 -、出発」 → いざや
( 副 )
(下に「となると」「という段になって」などを伴う)重大な局面にいたったさまを表す。 「 -自分でするとなると難しいものだ」
(下に「てみると」を伴う)さて思い切って。 「 -中に入ってみると、もぬけの空だった」 〔本来「いさ」と「いざ」は別語であるが、混同されておもに「いざ」が用いられるようになった〕

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

いざ
〘名〙 (「いざこざ」の略)
① もめごと。ごたごた。
※黄表紙・金々先生栄花夢(1775)「こんやのおまづが仕打とかく合点ゆかずとおもひ、大きにいざをおこし」
② 苦情。不平。
洒落本・郭中奇譚(1769)弄花巵言「『三まいで参りました、そこをナちとおたのみ申ます』『いざはないつもりだに』」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

いざ
動〙
相手を誘うとき、自分と共に行動を起こそうと誘いかけるときなどに呼びかける。さあ。
(イ) 一人に呼びかける場合。
※古事記(712)中「伊奢(イザ)(たち)合はさむ」
※源氏(1001‐14頃)夕顔「いざ、いと心やすき所にてのどかに聞(きこ)えん、など語らひ給へば」
(ロ) 居合わせる人々皆に呼びかける場合。
※万葉(8C後)八・一六四六「ぬばたまの今夜(こよひ)の雪に率(いざ)ぬれな明けむ朝(あした)に消(け)なば惜しけむ」
※今昔(1120頃か)一〇「去来(いざ)、我等、此の家を売て其の直(あたひ)を三に分て、三人して分(わか)ち取て此(ここ)を去りなむ」
② ある行動を思い立って実行に移そうという時に発する声。さあ、どれ。
※万葉(8C後)四・六五二「玉守りに玉は授けてかつがつも枕とわれは率(いざ)二人寝む」
※伊勢物語(10C前)九「名にし負はばいざ事問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと」
③ (現在では多く「いざと…」の形で用いられる) 予期された事態や突発的な事態が急に起こった状態や、意気込んでものを始めようという状態。いよいよ。→いざというとき
[補注]「いざなふ」と同根。「書紀‐開化元年一〇月」の訓注に「率川、此云伊社箇波」、また「書紀‐履中即位前」に「去来 此云伊弉」とある。「率」は「いざなう・ひきいる」という字義から「いざ」とよまれたもの。「去来」はもと、陶淵明の「帰去来辞」中の「帰去来兮」が「かえりなん、いざ」と訓ぜられ、本来は「帰去」が動詞で「来」が語助の辞であるのを、「帰」と「去来」とに分けて、「去来」を「いざ」と理解したものとされる。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

いざ」の用語解説はコトバンクが提供しています。

いざの関連情報

他サービスで検索

「いざ」のスポンサー検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE GROUP, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.