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γ崩壊【ガンマほうかい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

γ崩壊
ガンマほうかい
γ-decay
励起状態原子核γ線を放出してより低いエネルギー状態に遷移する過程。γ線は遷移の前後のエネルギー状態間のエネルギー差に対応する線スペクトルをもつ。α崩壊β崩壊などの自然崩壊後の原子核が励起状態にある場合,引続いてγ崩壊が起り,γ線が放出される。また核反応で生じた原子核が励起状態にある場合もγ崩壊が起る。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

ガンマ‐ほうかい〔‐ホウクワイ〕【γ崩壊/ガンマ崩壊】
放射性元素原子核γ線を放出する現象。このとき、もとの原子核の原子番号質量数は変化しない。γ壊変

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

ガンマほうかい【γ崩壊 γ‐decay】
放射性崩壊の一種で,原子核の励起された状態が光子(γ線)を放出し,エネルギーの低い状態へ変化する現象。α崩壊やβ崩壊と異なり,γ崩壊をしても原子核の原子番号と質量数は変わらない。通常,α崩壊,β崩壊や原子核反応に伴って起こり,原子核を基底状態へ導く。場合によってはいくつかの連続したγ崩壊が起こることもある。γ崩壊の速度は,γ線エネルギー,多重極度と核構造で決まるが,非常に遅い場合には準安定状態が現れる。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

γ崩壊
がんまほうかい
γ decay
γ線を放出する原子核の崩壊過程のこと。γ壊変ともいう。α(アルファ)線(ヘリウムの原子核)を放出して崩壊するα崩壊やβ(ベータ)線(電子)を放出して崩壊するβ崩壊と異なり、原子核の原子番号や質量は変化しない。α崩壊やβ崩壊で崩壊した原子核はエネルギーが余分な励起状態にあることが多く、その余分なエネルギーをγ線として放出して安定な状態に移行する。[山本将史]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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